2008年2月9日土曜日

出産を振り返ってみます~

出産当日、LDR室で目が覚めました。

LDR室とは・・・
LDRとは、陣痛(Labor)、分娩(Delivery)、回復(Recovery)の略。
従来、妊婦さんは陣痛室(陣痛)→分娩室(出産)→病室(産後の回復)とお部屋を移動していたそうですが、これらが一体となった個室の事です。
トイレもシャワー室もついています。

8:00 看護師さんが朝食を持ってきてくれる。

8:30 診察。昨日入れた子宮口を広げるためのバルーンは外れていたらしい。
さらに広げるために大きい物に取り替え。順調な滑り出し~。

9:30 誘発剤の点滴スタート。ここから体調、陣痛のすすみ具合を見ながら、30分毎に点滴を増量。

10:30 大学の看護学部の学生さん二人を実習でお部屋にいれてほしいとのこと。夕方までずっと腰をマッサージしたり、汗をふいたりしてくれました。これがなかったら陣痛は乗り切れなかった~。有り難う!!!

11:00 母到着。陣痛は進んでいるけど、痛みのピーク時はまだ話ができる状態。

12:00 家人の母到着。だいぶ痛みが進んできて、ピーク時は痛みをこらえる事しかできない。
助産士さんから、呼吸がとっても上手とほめられる~(*´∇`*)ニコッ
ヨガの呼吸法と一緒でした。ヨガに通ってよかった~。

13:50 破水。人工的に行いました。

14:58 子宮口全開。お産の体勢に。ここからどれぐらい時間がかかるかと助産師さんに訪ねたら、「う~ん1時間ぐらいでいきたいね」と。さて・・・。

思ったよりも産道へのすすみ具合が遅く、「麻酔しますから~。頑張って」のお医者様の声。
なんで麻酔するんだろう・・・とこの時は状況を理解できず。

どうやら、子供の頭に鉄製のものを引っかけて引っ張り出す鉗子分娩のための麻酔だったようです。
これが、陣痛の痛みよりも痛い・・・。出産で一番の痛みでした。
おまけに、麻酔の効きがよくなかったらしく、再度麻酔の激痛を味わう(泣)

お酒飲みなので、麻酔の効きがよくないのでしょうか・・・。
歯医者に行っても、いつも余分に麻酔の注射を打たれるのは、気のせいかな。

このとき、LDR室にいるスタッフの数は、産科の先生3人、研修医、助産師、看護士の10名ほど。
さすが大学病院。

状況としては、お産の進みが悪く、陣痛が弱くなってきて、子供にストレスがかかり心拍数等落ちてきているため、鉗子分娩に。

エコーで子供の位置を確認。

指示出しをしている先生が「じゃ、これが最後ね。これで産むつもりで頑張って」と最後のいきみの指示が。

17:40 出生。「産まれましたよ」とちらりと見せられた子供は、紫色。泣かない。スタッフたちからは「おめでとうございます」の声。

子供はゴボゴボっとのどにお水が詰まって苦しそうな声がして、その後に泣き声が。弱々しい声。
鳴き声は続かず。子供への処置が続いている様子。

私の方は、胎盤を出すのと、子宮伸縮の為のマッサージをされていた・・・と思う。

その間、「女の子ですか?」「元気ですか?」「五体満足ですか?」等と聞いていた・・・と思う。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

>>「女の子ですか?」「元気ですか?」「五体満足ですか?」等と聞いていた・・・
ほんと、おめでとうございます!
読んでいて涙がでました。
本能的に心配になるんですね~..._〆(T□T*)
親子ともどもご無事でなにより!!
これからもっと大変だと思うけど!!

旦那様と3人でファイトです!!